ヘッドカバーのオイル漏れ修理 その2

2011年1月22日  走行距離  97693km

ツーリングに行こうかとバイクカバーを外して準備していました。
ふと、カウルの隙間からヘッドカバーを覗くと、
「げっ!?オイルが漏れてる!!!」
よく観察するとヘッドカバーボルトから漏れてるみたいです・・・
なんでだろ?ちゃんと規定トルクで締めたのに・・・

  
先日交換したポジポリーニのヘッドカバーボルトから漏れたオイルが、
プラグキャップの窪みに溜まってます。
噴出して飛び散った後もあるほど、オイル漏れはかなりの量です。

これはツーリングどころではなくなり、原因究明です。
(あ〜またヘッドカバー外すのか・・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ)

  

ポジと純正のヘッドカバーボルトをよく見比べてみると、
つば下の出っ張り部分(赤線で表示)の長さが若干ポジの方が長いような?
ノギスで測ってみるとポジは6.7mmで純正は5.7mmと1mmポジの方が長いです。
そのためポジのボルトでヘッドカバーを止めると、1mm浮いた感じになり
シールワッシャーが強く締まらないというのが原因のようです。

ワッシャーでもかまそうとホームセンターへ行ってみましたが、
適当なサイズのものがなく断念・・・

仕方なく今回は純正ボルトに戻しました。

ヘッドカバーに使ったポジポリーニのボルトはアルミフェアリングボルトという製品で、
特に油冷エンジンのヘッドカバーボルトということではなく、サイズが同じようだったので使用してみましたが、
浅吉号には合いませんでした。
他の年式の油冷エンジンには合うのか、そのあたりのことは不明ですので、
使用する場合は自己責任でお願いします。

さて、どうしようか考え中です。


ヘッドカバーのオイル漏れ修理

2011年1月10日  走行距離  97490km

以前、なめてしまったヘッドカバーボルトなんですが、
どうにかして直そうと思案した結果、カムホルダーを交換しようと考え、
オークションで中古のシリンダーヘッドを落札しました。

シリンダーヘッドは手に入れましたが、もたもたしてなかなか交換せず
やっと重い腰を上げて本日交換することにしました。

  
カウルを外してみると思っていたよりオイル漏れは酷かった・・・
なめてしまったヘッドカバーボルトは締まらずユルユルです。


てきぱきとカウリングとタンクを外してゆきまして〜。

  


ヘッドカバーを外してシリンダーヘッドとご対面〜♪
(ヘッドカバーの外し方は下の「バルブクリアランス調整」の項を参照してください)


ゲットしていた中古シリンダーヘッド!

なめた雌ねじのカムホルダーは1個でしたが、今回ついでに傷んでそうなカムホルダーを
計4か所交換しました。


ヘッドカバーボルトはポジポリーニのアルミボルトに交換しました。
サイズはM7×1.0×19のアルミフェアリングボルトという製品なんですけど、
油冷エンジンのヘッドカバーボルトにぴったり!
こんなサイズもラインナップしているポジポリーニは偉大だ!!

  
金色に輝くヘッドカバーボルトが良い感じです♪
(カウルを付けるとほとんど見えませんが・・・)


POGGIPOLINI アルミフェアリングボルト M7×1.0×19 (4本入り) 
品番 524200054G <GOLD>   2499円×2


エンジンオイル交換

2010年7月10日  走行距離  92197km

車検に備えてエンジンオイルを交換しました。

  
今回もワコーズ 4CT-S50 10W−50


ドレンボルトのアルミワッシャーはマツダ用が適合します。
(ホームセンターで購入)

ワコーズ 4CT-S50 10W−50   4L   10080円


バルブクリアランス調整 シリンダーヘッドの歪み取り

2009年9月21日  走行距離  85546km

以前から気になっていたシリンダーヘッドからのオイル滲みを治すために
必要なガスケット類を調達し準備していました。
ヘッドカバーを外すのなら、ついでにバルブクリアランスの調整もしてみようかと思い
サービスマニュアルを見たり、他のGSX-R乗りの方のサイトを参考にして研究していました。
ヘッドカバーを外すのは初めてで不安もありましたが、
心の準備もできて涼しくなってきた9月20日より
連休を利用して挑戦しました。

  

まずはヘッドカバーを開けるためにガソリンタンク、サイド、アンダーカウルを外します。
外したヘッドカバーはフレームの間を通して横に抜き出すため、
エアインテークパイプとアッパーカウル、ステアリングダンパーも外します。

そして次にいよいよヘッドカバーに接続されている箇所を外していきます。
ブリーザーホースとブリーザーカバーを外す。(これを外さないとフレームに当たって取り出せない)
ヘッドカバー後ろに接続されているヘッドクーリング用オイルホースを外す。
ヘッドカバーボルトを外す。(大小合わせて14本)
プラグコードとスパークプラグを外す。
これでヘッドカバーと接続しているものはなし。
プラスチックハンマーでヘッドカバーの角っこを軽くコンコンと叩くと外れました。

外れたヘッドカバーを持ち上げ横に引き出そうとしますがカムチェーンに当たって簡単には出せません。
(えっ、これって引き出せるの?)
ヘッド内部をのぞきながらカムチェーンを避けるように前や後ろにずらしながら横に引き出していくと
なんとか取り出すことができました。

  
ドキドキのシリンダーヘッド初対面!(メカメカしてますね)

  
昔、バイク屋さん(今は潰れて無い)に依頼して交換してもらった
ヨシムラのステージ1カムシャフトがちゃんと付いていました。

まずはバルブクリアランス調整をしてみます。

  
シグナルジェネレーターカバーを外します。
シグナルジェネレーターの配線が入る部分に、砂とむいむい(ハエ?)の死骸が入っていた・・・・・
掃除機で吸引しました。

  
シグナルローターを19mmサイズのメガネレンチで正規方向(時計回り)へまわし、
"T"マークをピックアップコイルの中心に合わす。
するとカムエンドのノッチ(刻み目印)がヘッドカバー合わせ面と平行になるはずなんですが・・・
なってない・・・(なんでじゃ?タイミング合ってないのか!?)

要はバルブを押していない個所のクリアランスを調整すればいいのだろうということにしまして・・・


インテーク側、エギゾースト側のカムエンドのノッチが内内の時に青マルの個所を調整し、
次にシグナルローターを1回転させ、再度"T"マークをピックアップコイルの中心に合わせると
ノッチが外外になるので、今度は赤マルの個所を調整します。
バルブクリアランスの基準値は、IN側 0.10〜0.15mm EX側 0.18〜0.23mmです。

【訂正】上記バルブクリアランスの基準値はノーマルカムシャフトの基準値でした。
ヨシムラST−1カムシャフトのバルブクリアランスは、
IN側 0.10〜0.15mm EX側 0.10〜0.15mmでした。


こんな感じで調整していきます。
ロックナットを緩めてシックネスゲージを挟んでアジャスターで調整しロックナットを締める。
黄色いドライバーは純正部品のタペットアジャストドライバーです。
時間の関係で調整前の数値は計測しませんでしたが、大体基準値より広くなっているという印象でした。
基準値の間を取って、IN側 0.12mm EX側 0.20mmに調整しました。
何度もシックネスゲージを抜き差しして調整し、最後に基準値の最大値では入らないことを確認して
次々と調整していきます。
手間のかかる作業でしたが、結構楽しかったりして♪

何とか納得いく感じに調整でき、バルブクリアランス調整は終了です。

そして次はシリンダーヘッドの歪み取りに挑戦しました。


まず最初にシリンダー前方のボルト(赤マル)を緩めます。


上の写真はシリンダーヘッドを上から見たところです。(1枚では入りきらないので合成写真です)
赤マル印のナットをいったん緩めて、また締めなおすという作業です。
番号は締めるときの順番を書いています。
締めるときは内側から、1、2、3、4、5、・・・・・
緩めるときは外側から、12、11、10、9、8、・・・・・という風に。
この番号はナットの近くにも刻印してありました。

それではまず外側から緩めていきます。
ところがこのナットがめちゃくちゃ硬い!
手持ちの工具では到底無理なので、
やってはいけないことですがラチェットハンドルにメガネレンチを通して使うと
「キン」という音とともに緩めることができました。
(折れたかと思うほどの衝撃音!心臓に悪いです!これを12本も・・・)
少しずつ均等に緩めていきます。
12本全てのナットが手で回るくらい緩んだら、今度は締めていきます。

締めるときは内側から番号順にトルクレンチを使って、少しずつ均等に締めて行きました。
規定トルクは35〜40N・mということで、最終的に38N・mまで締めつけました。

これでシリンダーヘッドの歪みが矯正され、オイル滲みが治る予定です。


カムをよく観察するとカジリが発生していました・・・

  
洗剤とパーツクリーナーできれいにしたシリンダーヘッドカバー。
ガスケットを新品に交換し、カムエンドキャップの部分にマニュアル指定の液状ガスケット「1207B」を塗り
規定トルクで取り付けました。


シグナルジェネレーターカバーもきれいにしてガスケットを交換して取り付け。


スパークプラグも交換。
いつものNGKイリジウムです。

以上でシリンダーヘッドの整備も完了!
ガソリンタンクとカウリングを元通り取り付けて、恐る恐るエンジンをかけてみました。
問題なくふつーにエンジンはかかりました。

もともとタペット音がうるさいということでもなかったのですが、バルブクリアランス調整後も変わりなしです。
プラグを交換したせいでエンジンの吹け上がりも良く、気持ちよく回ってくれます。
オイル滲みはしばらく様子を見たいと思いますが、大丈夫そうです。

ただ前回なめてしまったヘッドカバーボルトがますますひどくなってきました・・・
このボルトだけ規定トルクで締めつけできませんでした。
さてどうしようか・・・考え中です。

使用部品
ガスケット、シリンダヘッドカバー             11173-06B03-000    2257円
ガスケット、ヘッドカバー                  11178-27A02-000     357円×2
ガスケット、ヘッドカバーNo.3              11179-27A03-000     357円×2
ワッシャ                            09161-11008-000     147円×8
タペットアジャストドライバー                09917-14910-000     409円
ガスケット、シグナルジェネレータカバー(ASB)    11491-27A30-000     325円
NGKイリジウムプラグ                    DR9EIX           1176円×4


エンジンオイル交換 オイルフィルター交換 温度センサー交換

2009年5月18日  走行距離  82438km

エンジンオイルを交換しました。
今回も前回と同じ、ワコーズの4CT‐Sです。
4CT‐Sは前回初めて使いましたが、シフトタッチが長期間滑らかだと感じました。
いいオイルです♪
前回交換より約1年、走行距離 9254kmで交換です。


真っ黒でシャバシャバ・・・

  
オイルフィルターも同時交換します。オイルフィルターレンチを使って外します。


今回から油温はアクティブ デジタルモニターに表示させることにしました。
左の金色がアクティブの温度センサー、右の赤がヨシムラ。

  
温度センサーの配線をコルゲートチューブに入れて保護し
フレームに沿わせてタイラップで固定。(マフラーエキパイに触れないように注意!)
配線が長くて切ろうかなとも思いましたが、後ろまで伸ばしてオイルパン後方からセンサーと接続。
いい感じに仕上がりました。

  
アクティブ デジタルモニターやヨシムラ デジタルテンプメーターの配線がごちゃごちゃしていたのも
コルゲートチューブに収束しました。(すっきりー)
ヨシムラの温度センサーはとりあえずメーター裏に取り付けて外気温を測ることにします。


完了!
後は油圧センサーだな・・・(今回金欠で購入できず・・・)

エンジンオイル WAKO’S  4CT‐S50  10W−50  4L   10080円
オイルフィルター スズキ純正品番  16510-03G00-X07     1155円
アクティブ 温度センサーVer2 TP−C M14×1.25         2940円
コルゲートチューブ 5φ×2m                         358円


エンジンオイル交換

2008年5月6日  走行距離 73184km

エンジンオイルを交換しました。
今回使用したオイルは、ワコーズの4CT‐Sです。

前回のオイル交換より約1年、走行距離7738kmで交換となりました。
今回はオイルフィルターの交換は無しです。

WAKO’S  4CT‐S50  10W−50  4L    9660円


スパークプラグ交換

2007年11月25日  走行距離 70134km

エンジンのかかりが悪いので、スパークプラグを交換してみました。
プラグはいつも使っているNGKのイリジウムプラグです。

まずガソリンタンクを外します。って本当は外せば作業はしやすいのですが
ガソリンホースや負圧ホースを外してしまうと、付けるときが面倒なんです。
(とても狭くて付けにくい)
横着してホース類は外さず、タンクは横向けてずらすだけです。``r(^^;)ポリポリ

プラグキャップをしっかりつかんで引き抜く。(コードを引っ張って切れたら大変です)
プラグの頭が見えました。

プラグレンチをラチェットにエクステンションバーを2本繋ぎ(1本は首振り)装着。
プラグを緩めて取り外します。
プラグはプラグレンチに付いた磁石にくっついて抜き取れます。
ラチェットを使うのでこんな方法ですが、車載工具のプラグレンチでもいいです。

左は新品で右は抜き取ったプラグです。
NGKパワーケーブル用にターミナルナットを付けます。
焼き付き防止にねじ山にモリブデングリスを少し塗って取り付け。
まずはプラグレンチとエクステンションバーで手で回します。
ガスケットが接地してから(手回しで手応えがあります)
1/2回転締め付けると箱に書いてありました。
コードと気筒を間違えないようにする為、1本ずつ交換しました。
最後にガソリンタンクをホースが抜けたり折れ曲がっていないか注意して
取り付けて終了です。

プラグを交換すると、始動性や吹け上がりが良くなって気持ちいいです。

スパークプラグ  NGKイリジウムプラグ  品番 DR9EIX   1344円×4本


エンジンオイル交換 オイルフィルター交換

2007年4月30日  走行距離 65446km

ゴールデンウィークにツーリングに行くので
エンジンオイルを交換しました。
で、今回選んだオイルは、
カストロールのPOWER1 R4 Racing 10W−50です。
オイルフィルターと同時交換です。

浅吉号は油冷エンジンなので、オイルには気を使います。
で、オイルでこだわっていることは
@夏になる前の春に交換
A100%化学合成のオイル
B粘度は10W−40
てなところです。

モチュールのステッカー貼ってますけど・・・
金欠なもんで・・・・・

カストロール POWER1 R4 Racing 10W−50  1980円×4本
オイルフィルター スズキ純正品番  16510-03G00-X07  1100円


プラグコード交換

2007年4月14日  走行距離 65188km

以前から使っているスプリットファイアのプラグコードが、
ジョイント部分で、よく外れてしまいます。
見てみると、ジョイント部分が緑色に腐食していました。
この純正コードとジョイントで接続するという方法が、疑問なので
コイルから直接つなぎたいと思います。

で、今回選んだのは、NGKのパワーケーブルです。
Type:S3R  2640円×4個

プラグキャップカバーも新しいものに交換しました。
カバー,スパークプラグキャップ  品番:33543−48B00
180円×4個
パッキン打ち抜きポンチを使って、NGKのキャップに合うように
穴を大きくします。(左が大きくした物)

イグニッションコイルから純正コードを抜き取り、プラスチックフックを外します。
そして、パワーケーブルにプラスチックフックを装着したのですが、
純正ケーブル径7mmに対して、パワーケーブル径は8mmと太い為
無理が掛かって、1つ破損してしまいました。Σ(>o<;)

気を取り直して、カッターで削ってケーブル径を細くし
何とか組み付けることが出来ました。

NGKパワーケーブルは、プラグとプラグキャップとの接続に、
プラグ端子を使うので、接続する時の感触も良いです。
(ねじタイプだとゴゴゴゴッてな感じだけど、プラグ端子だとコクッという感じ)

車体に取り付けて完了!
エンジンがかかってほっとしました。


アーシング ノロジー ホットアース

効果は体感できません。外そうかな・・・・・


スプリットファイア ツインコアシリコンプラグコード

スプリットファイアのハイテンションコードと
スパークプラグはNGKイリジウム(品番 DR9EIX)です。

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