潮岬キャンプツーリング 2日目

PM10:00と早い就寝でしたが、夜中に目が覚めました。
蚊がいるようで手の指を刺されて痛痒い・・・
これじゃあ寝られんので、ライトを照らして蚊を探しやっつけました。
2、3匹やっつけましたがことごとく血を吸われていました・・・゛(`ヘ´#) ムッキー

その後もウトウトとしては目が覚めの繰り返し・・・
いつの間にかテントの屋根を叩く雨音もなくなり静かになりました。
AM5:00、テントから這い出ました。


潮岬キャンプ場の朝。
雨は上がってくれました。
トコナツさんはまだ寝てるみたい。


本日のルート

潮岬望楼の芝キャンプ場K41潮岬灯台K40くしもと大橋樫野埼灯台
トルコ記念館海金剛K40K41R42那智勝浦新宮道路R42
道の駅パーク七里御浜R311R42R425坂本ダム池原ダム
R169道の駅吉野路上北山上北山温泉薬師湯R370R24R371
R170自宅

潮岬キャンプツーリング、2日目の始まりです。
まずは目覚めの一杯。
お湯を沸かしてドリップコーヒーを作りました。
コーヒーカップを片手にキャンプ場を朝の散歩♪


昨日はテント泊がトコナツさんと浅吉の2人だけ。
それと駐車場に車中泊の車が一台だけでした。

  
潮岬キャンプ場から見る朝日。

  
朝ごはんはパスタです。
蟹のトマトソーススパゲッティ。

食器を洗い、歯を磨いて荷物を片づけ撤収作業に入ります。
テントを駐車場に持ってきてひっくり返ししばらく乾燥させます。
汗だくでバイクに積み込みました。(今日は良い天気になりそうだ)

出発前。トコナツさんが見送りに来てくれました。
駐車場でしばしバイク談議です。
すると気になることを言われました。
もう終わっている浅吉号のフロントタイヤを見て
「片減りしてますね」
そうなんです、極端に右側が減っています。
「これはどこか歪んでるんですよ」と!
右コーナーばっかり曲がってるからかな〜なんて思っていましたが(そんなわけないか)
「タイヤ交換のときに調べてもらった方がいいですよ」とのこと。
また一つ浅吉号の問題が発覚しました。

  
トコナツさんの忍者。
キャンプミーティングのステッカーがいっぱい!

お世話になったトコナツさんにご挨拶し、お別れしました。



AM8:30、キャンプ場を出発。
まずは潮岬灯台へ行きました。
ほどなくして潮岬灯台に着きましたが、見学は9:00からということでしばし待ちます。
待ち時間の間に、すぐ近くに潮御崎神社がありましたのでお参りに行きました。


潮岬灯台


1階には資料館があります。

灯台内の螺旋階段を上って〜


絶景!(釣りしたいな〜)


潮岬小学校の生徒さんたちが描いたスイミーの絵。
ちょうどウチの子供が国語でスイミーを習っているところでしたのでパチリと。

潮岬灯台を後にして次は紀伊大島へ行ってみます。
紀伊大島へはアーチ橋290m、ループ橋386mからなるくしもと大橋を渡ります。


紀伊大島へ上陸しました。
大島の東端、樫野埼灯台を目指します。

樫野埼灯台への駐車場に着いて歩いていきます。
灯台周辺にはトルコ軍艦遭難記念碑、トルコ記念館、トルコのお土産屋さんが並んでいます。


トルコ軍艦遭難記念碑
1890年(明治23年)、650余名の将兵を乗せたトルコ軍艦エルトゥールル号が、
串本町樫野埼灯台下の岩礁で難破、580余名の将兵が殉職されました。

  
樫野埼灯台
灯台内部には入れませんが、外にある螺旋階段から登ることができました。

  
灯台からの眺め。(絶景!)


トルコ人のおじさんが経営するお土産屋さん。
トルコの絨毯やトルコのお守りナザールボンジュウなどが売っています。
ナザールボンジュウと、のびーるトルコアイスを購入。


おおっと、溶けてきた!


トルコ記念館にも入ってみました。(入場料 大人 250円)
エルトゥールル号の模型や遭難海域から引き揚げられた遺物、
遭難事件を伝える文献や写真、日本・トルコ友好の歴史に関する資料などが展示されています。


エルトゥールル号遭難現場を示す看板。
赤矢印で示したあたりになります。
地元樫野の島民たちは献身的な救助活動を繰り広げたそうです。

樫野埼灯台を後にして少し走って次は海金剛を見に行きました。

  
荒々しい海岸の海金剛
剣先のように尖った三角の岩が印象的でした。

見所もたくさんあり堪能して紀伊大島を後にしました。


帰りに撮影したくしもと大橋のループ橋部分。

R42を北東に向かって走ります。
橋杭岩を横目に走り去り、捕鯨の町太地をすぎ、那智勝浦新宮道路をバビューンと走って新宮へ。
道の駅パーク七里御浜で昼食にしました。


レストランでめはり寿司定食を食べました。
熊野地方の名物めはり寿司と七里御浜名物のしらす丼がセットになっています。

腹ごしらえも終了し出発。
R42をさらに北上、今回のツーリングの目的の一つ、R311を走ります。
R311は以前、大台ケ原、志摩、二見ツーで道を間違えて走れなかったんですよね〜。
今回はぜひ走ってみたいと思っていました。

獅子岩を横目に通り過ぎ、鬼ヶ城を過ぎてR311に入りました。
R311は所々とても細い道がありますが、道はともかく海岸線の景色が非常に美しい!


きれいな砂浜。海もとてもきれい!

楯ヶ崎のパーキングで停車。
楯ヶ崎は柱状節理の大岩壁、東紀州きっての景勝地とツーマップルにコメントがあります。
ぜひ見てみたいと思ったのですが、パーキングから森の中の遊歩道を2km位歩くそうです。
この暑さではちょっと無理・・・諦めました。

しかしながらR311にはいたるところに柱状節理の岸壁が見えました。

  
R311、海岸線の景色が素晴らしい道でした。

R311を走り終え、さてこの後どのルートで帰ろうか思案しました。
候補は2つです。
1つは尾鷲からR425の秘境ルートを走る。
R425の尾鷲〜池原間は走ったことがないんですよね〜。
もう1つはさらにR42を北上し、R368〜R369を走る。
この道は以前伊勢志摩ツーの帰り、暗闇の中走った道でしたので
明るいうちに走ってみたいと思っていました。
う〜ん、どちらも走ってみたい、捨てがたい道でしたが
R368〜R369のルートはかなりの距離があり、時間的に厳しいので
今回はR425秘境ルートで帰ることにしました。

酷道といわれるR425。
R42からR425に入るといきなり細い道でした。
どんどんと深い山の中に入って行きます。


秘境です!


ヒキョ〜♪


美しい渓流♪

酷道ですが渓谷や山の景色が大変きれいでそんなに苦にはなりません。
のんびり走っていると山肌から流れ落ちる水がチラッと一瞬見えました。
えっ!滝?なんで??
ツーリングマップルには滝があるなんて載ってません。

この辺りかな?と思われる所で停車。


滝はこの奥にありそう。
しかし滝の案内看板も何もありません。

この中に入っていいんだろうか?
誰もいない秘境でちょっと怖い・・・
しかしながら取材魂に火が付き勇気を出してちょっと入ってみました。

大きな岩を登り、沢を飛び越え奥へ入ってみると・・・


ヒッキョ〜〜〜!!!(なんのこっちゃ)

目の前に大きな滝が現れました!
間近から見上げる滝は大迫力です。

しかしなんでこんなところに滝が?
雨が降った翌日に出現する滝なのか?
それとも浅吉が第一発見者?(そんなわけないか・・・)

偶然見つけた名も知らない滝に、本当に驚きました。ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

興奮冷めやらぬまま走り出しました。
渓流はやがて坂本ダムに流れ着き、坂本ダム湖畔を走っていると
なんとまた立派な滝が現れました!


すごいの一言!
またしても滝の案内看板も何もない・・・


遠目から写すとさらに奥の上流にも滝があります!
(橋の上には浅吉号)

いや〜、酷道R425は龍神〜十津川間、十津川〜池原間も走ったことはありますが、
秘境度は滝や渓谷など見どころがたくさんある尾鷲〜池原間が断然素晴らしいです!

  
坂本ダムです。

  
そして池原ダムへ到着。


ここまでくれば勝手知った道ですのでひと安心。
重い荷物を積んで酷道制覇、お疲れ様〜♪

R169に入り北上、道の駅吉野路上北山で夕食を食べました。


いざさ寿司(笹でくるんだサーモンのにぎり)ときつねそばのセットを食べました。

食後、道の駅の川向かいにある上北山温泉薬師湯に入りました。
もうひとっぷろ浴びてのんびり帰ることにします。


上北山温泉薬師湯

温泉に入りさっぱりしました。
後はぼちぼち休憩しながら帰りました。

PM10:00、無事帰宅しました。


久しぶりに復活したキャンプツーリングは大成功!ホントにいい旅ができました♪
思い切って出かけてみてよかったです。
雨のキャンプも経験したことですし、今度はもっと遠くへ行ってみたいな〜♪
あっ!その前に前室があるテントがほしい!


本日の走行距離  333.8km
2日間走行距離  590.8kmでした。




おまけ


トルコのお土産屋さんで買ったナザールボンジュウ
トルコの魔除け、お守りです。
この目玉で邪視を跳ね返します。
いろんな大きさのものがありましたが、1000円のやつを買いました。
玄関に飾ろうと思います。


片減りしたフロントタイヤ・・・
どこが歪んでいるんだろう?
(フロントフォーク?ホイールベアリング?フレーム???)


R425の名も知らない滝・・・
後日ネットで調べたら、有名な名のある滝でした。


カクレ滝(鹿子の滝)
(隠れたところにあるからかな?)


こちらは不動滝
さらに奥の上流の滝は銚子滝でした。


おしまい

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