十津川ツーリング

2008年9月1日、子供たちは夏休みが終わり、今日は始業式。
浅吉は仕事休みで、月曜日・・・ということはツーリングのチャンス!
ということでツーリングに行くことにしました。
ところが先月、一泊ツーしたこともあり金欠です・・・
ゆえに高速を使うのはやめておこうと思います。
(ETC付けてないので高速を使うツーが、とってももったいないと思う今日この頃)
で、考えた結果、十津川方面に行くことにしました。
ところが天気予報を見ると近畿地方南部でにわか雨が・・・と言ってます。
(十津川は近畿地方南部です)
「ちょっとぐらい雨に降られても、かまうかい!」と気合を入れて
カッパと温泉セット(着替えとタオルです)をタンクバックに詰め込んで
AM8:00、十津川谷瀬の吊り橋を目指して出発しました。
その後のことは何も考えていません。
後のことは着いてから考えるという、行き当たりばっ旅の始まりです。

本日のルート(ツーマップルで確認しよ〜♪)

自宅⇒R170⇒R371⇒南河内グリーンロード⇒R310⇒R168⇒道の駅吉野路大塔⇒R168
⇒道の駅十津川郷⇒R168⇒村道⇒玉置神社⇒村道⇒R169⇒道の駅おくとろ⇒R169
⇒不動トンネル⇒県道229⇒R169⇒道の駅吉野路上北山⇒R169⇒道の駅杉の湯川上
R370⇒R24⇒R371⇒R170⇒自宅

自宅を出てR170(外環)を通勤の自動車に交じって走ります。
R310に入ると交通量は全くなく、貸し切り状態。
金剛山地を超えて奈良県に入りました。


R310で峠越え。峠からは五條市の町が見えます。

R168で山を登っていきます。
道の駅吉野路大塔で本日最初の休憩です。
朝は食パン食べてきたのですが、なんだかお腹が空いてきたので
AM9:00の開店時間まで少し待って、レストランに入りました。

  
道の駅吉野路大塔。開店一番乗りで牛丼食べました。

十津川村を走るR168は民家も多く道幅も細いところがあり、
自動車の擦れ違いが困難で、観光シーズンにはしばしば渋滞が起こります。
民家を避けるように高架道路を建設中でした。


建設中の高架道路。

しばらく走って谷瀬の吊り橋に到着しました。

  
さっそく渡ってみました。
谷瀬の吊り橋は長さ297m高さ54mで、鉄線橋では日本最長の吊り橋だそうです。
平日ということもあり空いていました。

  
吊り橋の下にはキャンプ場があり、河原には白い石を集めて文字が書いてあったりします。


吊り橋を渡った先にある茶店で休憩。

さて、この後どこへ行こうか・・・
とりあえず、道の駅十津川郷まで行ってから考えよう。

  
途中、巨大な水路橋が現れました。十津川第一発電所水路橋。


道の駅十津川郷の足湯のベンチに座って、この先のルートを考えました。
散々考えた結果、時間的余裕と体力を考慮して
今回は玉置山の玉置神社に行って、温泉は道の駅おくとろにある『おくとろ温泉きたやま』に
そしてR169で帰ることにしました。

ということで出発。
すると川岸の向こうの崖から流れる一本の滝が見えました。

  
尾合戸滝と書いてました。
南米ギアナ高地のエンジェルフォールのような雰囲気です。(浅吉談)
(エンジェルフォールに怒られそうですが)

玉置神社⇒(こっち)の看板を見つけ、村道を登っていきます。
実は昔一度だけ玉置神社にツーで行ったことがあるのですが、(ツレが行こうといいまして)
その時は、やたら落石の多い山道を登った山奥にある荒神社・・・という感想でしたが、
数年後、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでいたら
この十津川村の玉置神社が出てきたのです。
(たしか、岩倉具視が潜伏していたとか・・・間違っていたらすみません)
そんなに有名な神社だったとは!またいつか行ってみたいと考えていました。

玉置神社に向かう村道は、昔と変わらず落石だらけでした。
そして人っ子一人いません。
「落石注意」と言われても、どう注意すれば良いねん!とブツブツ文句言いながら走ってました。

村道脇に滝を見つけて停車。

  
何かが祭られているようですが、何か分かりませんでした。

秘境のような山道を走って、やっと玉置神社駐車場に着きました。
駐車場に着くころにガソリンの残量警告灯が点灯!(やべーな)


玉置神社駐車場。
参拝客の自動車も数台あり、ちょっと安心しました。

駐車場から玉置神社までは2kmほど歩きます。

  
なんだか霊気漂う道です。山伏が出てきそう。
上を見上げれば木漏れ日がきれいです。
杉の葉が揺れて、水滴がポタポタと落ちてきた。(トトロでこんなシーンがあったな)

  
玉置神社の参道の杉の巨木群は奈良県の天然記念物に指定されています。
枝が一方向に向かって生えている。(なんかすごい)


ぼちぼち歩いてやっと玉置神社本殿に到着。

  
本殿裏にある神代杉。樹齢3000年!(ノ▼ο▼)ノ オォオォオオオ!!


夫婦杉。(ノ*゚▽゚)ノ ウォォォォォン
穴があって中は空洞になってる。(トトロの家だな)

重要文化財の襖絵を見たかったのですが、どこにあるのか分からなかった。
後日調べてみたら、社務所や台所も国の重要文化財だそうです。
もっと事前に調べていけばよかったと後悔しましたが、行き当たりばっ旅だったので仕方がない。
とは言っても、神秘的な玉置神社や神代杉には生命パワーをもらったようで、訪れてよかったと思いました。

駐車場に帰ってきて出発。
こんな秘境でガス欠になったら大変なので、早くGSを見つけて給油しなければ・・・
フューエル警告灯が点灯しても、まだまだ走れるので
ガス欠になることはないとは思いますが、ちょっとドキドキでした。

  
玉置山村道で世界遺産大峯奥駈道の石碑と山の景色


いたるところに滝があります。


玉置山村道からやっとR169に合流できました。


またまた滝が出現。雷の滝とありました。

  
道の駅おくとろに到着。
道の駅おくとろは観光筏下り体験ができるところです。(筏下り面白そうです)

「腹減った〜。さー、飯食って温泉だー」・・・ところが・・・・・レストラン閉まってる・・・
なんとPM2:00までだって・・・Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!(ただいま2:30です)
飯食ってから温泉と考えていたのですが、仕方がないので空腹のまま温泉へ入りました。

  
おくとろ温泉
結構汗かいてべたべただったので、さっぱりしました。
お約束のうたせ湯で、肩や首筋をほぐしました。


温泉から上がったら、ロビーでこれまたお約束のコーヒー牛乳 v(。・ω・。)ィェィ♪


道の駅おくとろがある北山村は、奈良県と三重県に囲まれた
日本唯一の飛び地の村で和歌山県です。
また、全国唯一、北山村だけで生産されている柑橘類の『じゃばら』があります。
お土産にじゃばらのポン酢を買いました。

さっぱりしたところで出発。
池原ダムの手前でGSを見つけ、給油できました。
給油量11リッターで2244円。
えーっと、計算すると1リッターでは・・・204円!! w( ̄Д ̄;)wワオッ!!
激高です!!


池原ダム。ダムの下はキャンプ場です。

次はわしの腹を満たす番だ。


道の駅吉野路上北山に到着。
ところがここでもレストランは終了・・・再びΣ( ̄Д ̄;)がーんっ!

売店を物色していたら、柿の葉寿司が売っていました。
腹減って辛抱たまらんので、腹の足しに3個入りのを買いました。


柿の葉寿司。(柿の葉でくるんだ鯖寿司です)

ベンチに座って食べていましたが、
ふと駐車場の先を見ると、喫茶店があるじゃないですか!
柿の葉寿司3つじゃ足らんので、喫茶店に入りました。


焼きそば定食を食べました。
バイク雑誌やバイクのミニチュア模型が飾ってあり、ライダー御用達の喫茶店のようでした。

ちと食いすぎた〜。
腹いっぱいになり出発しました。

  
またまた滝を見つけて停車。
ここはR169の大台ケ原ドライブウェイ入口より北に少し走ったところの、ループになったところです。

道の駅杉の湯川上で休憩して、五條市へ入り
金剛山地越えは、朝来たR310は細いうねうね道なので夜はやめといて
メインルートのR371で峠を越えることにしました。


峠を越える前に、コンビニで最後の休憩です。

自宅まであともう少し、R170のとある場所で信号待ち。
青に変わって発進し、ふと左を見たら脇道にパトカーが隠れていました!
あぶない、あぶない。
ツーリングの仕上げは、ゆっくり安全運転で帰ろう。 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・


PM8:30、無事帰宅しました。

本日の走行距離   326.4kmでした


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